こうして私の心臓は悲鳴をあげた…
こんにちは。
はじめまして。これが初めての投稿となります。
どうぞよろしくお願いいたします。
日々の生活、仕事、人間関係、コロナ対策等々、大変お疲れ様です。
このブログは安定した職に就きながらも、その仕事のストレスにより身体に不調が起こり、そこから転職への悩み、葛藤、そして人生の転換をしていく日々を投稿していくブログです。
これを書いているのは、私が23年間勤務していた職場に、意を決して退職の申し出を伝え、4か月が過ぎている状況で、現在は休職中の身です。
この初回は、「私の身体に不調が現れるまで」のいきさつを書こうと思います。
私の人生の一番の悩みは「仕事」でした。
ですが、今まで23年間続けてきた仕事は、
私が心底なりたい!これこそ俺の天職!と思ってなった職業です。
とてもやりがいがあり、誇りと情熱をもって続けてきました。
自分なりに努力も続けてこれたと思っています。
「今でもこの仕事が嫌いか、と聞かれたらむしろ好き」です。
そして、多くの方がこの理由で悩むであろう「人間関係」は
素晴らしく恵まれていました。
今もこれからも、職場の方たちは大好きです。
今回の退職を申し出た際も、本当に心配してくださいました。
無理なく今までの仕事を続けれるよう、多くの選択肢を提示していただき、
とても暖かく気づかってくださり、はげましてもらい、そして最終的には
僕のわがままな退職を認めてくださいました。
本当に感謝しかありません。
今後もプライベート等でお付き合いを続けさせてもらいたいと思っています。
こんなにすべてが整っているような状況にもかかわらず、
どうしてここまで落ち込んでしまったのか。
それは、
仕事内容に対する「心のキャパオーバー」
だと思います。
今思えば、35歳を過ぎた頃から
立場の変化により、更に細心の注意を払う仕事内容となり、その頻度も上がりました。
そして部下を持つようになり、その指導も重要です。
仕事を続けていくにしたがって当然の段階なのですが、
その頃から心に余裕がなくなってきたように思います。
・ミスは命に係わる。
・不規則で過酷な仕事内容。
・部下やチームを守らなければいけない責任。
上記のようなストレスや不安が日々解消しきれなくなり、徐々に以下のような状態になっていきました。
・元気がみなぎるようなエネルギーがわかなくなる。
・休日にストレス発散するための行動すらおっくうになり、家にこもる事が多くなる。
・次のレベルアップのために努力する事が出来なくなり、自己嫌悪になる。
・レベルアップが出来なくなるため、仕事に恐怖感が生まれる。
・自信を持った指導が出来なくなる。
・酒に頼るようになり、どんどん量が増える。
・何をしても心から楽しめなくなる。
・朝目覚めると、まずため息が出る。
そんな負のスパイラルが数年続き、いつのまにか自分が大好きだった仕事が、
負担でしかなくなっていたのです。
「積み重ねは偉大なり」と言われますが、小さなストレスの積み重ねもまた、いつの間にか巨大なものとなることを身にしみました。
そして、2019年の夏、心臓が悲鳴をあげました…。